2019箱根駅伝の戦力分析ですが、前回の関東学生連合で最後かと思っていましたら、何と法政大学が抜けていました。

今年の法政大学は強いです。2019箱根駅伝は青山・東洋・東海の三強と駒澤までが第1グループで、帝京・城西・拓殖・法政を第2グループと見ています。2019の箱根駅伝は大学全体のレベルが上がっているので、第2グループでもシード権は確実!とは言い切れませんが、他校に比べると少し優位な戦力かなと思っています。

法政大学は有力視していて、個人的には早くから注目していたので、まさか記事化を忘れているとは思っていませんでした。(失礼しました。)

区間エントリー等の予想をする前にまずは近年の箱根駅伝の成績からチェックします。

過去5年の成績
総合往路復路
2018(第94回)6位5位5位
2017(第93回)8位12位5位
2016(第92回)19位19位17位
2015(第91回)
2014(第90回)11位11位14位

ここ2年は往路での強さが目立っていますね
6区佐藤が2年連続で区間3位になっており、そこから流れを作っている感じです。


2018箱根駅伝の結果
区間氏名区間順位区間タイム
1区
(21.3㎞)
土井 大輔(3)19位1:03:21
2区
(23.1㎞)
坂東 悠汰(3)14位1:10:05
3区
(21.4㎞)
細川翔太郎(4)8位1:03:52
4区
(20.9㎞)
松澤 拓也(2)13位1:04:04
5区
(20.8㎞)
青木 涼真(2)1位1:11:44
6区
(20.8㎞)
佐藤 敏也(2)3位58:49
7区
(21.3㎞)
岡原 仁志(2)11位1:06:06
8区
(21.4㎞)
大畑 和真(3)8位1:06:06
9区
(23.1㎞)
磯田 和也(4)4位1:11:18
10区
(23.0㎞)
矢嶋 謙悟(3)12位1:13:20


前回の経験者は8人残っています。

特に5区、6区の特殊区間で上位の選手が残っているのが心強いですね。ただ6区佐藤は往路にコンバートされるのが濃厚なようです。自分が監督だとしたら、安全にシードを獲りにいくなら6区佐藤ですが、さらに上を狙うとすれば同じ作戦に出る気がします。坪田監督は5位以内を本気で狙っていますね。

次に出雲駅伝、全日本大学駅伝、直近のレースをチェックします。

2018出雲駅伝の結果
区間氏名・学年区間記録
・順位
総合順位
1区
(8.0km)
坂東悠汰(4)
24分14秒
(区間15位)
24分14秒 15位

2区
(5.8km)

岡原仁志(3)

17分08秒
(区間11位)
41分22秒 11位

3区
(8.5km)

大畑和真(4)

25分35秒
(区間5位)
1時間06分57秒 9位

4区
(6.2km)

土井大輔(4)

18分21秒
(区間7位)
1時間25分18秒 9位

5区
(6.4km)

坪井 慧(3)

19分00秒

(区間4位)

1時間44分18秒 7位

6区
(10.2km)

増田蒼馬(3)
31分56秒
(区間15位)
2時間16分14秒 12位

主力選手の3年生佐藤、青木が抜けて苦しいレースとなりました。
エース坂東も貧血と筋力低下が原因で区間15位と本来の走りができませんでした。ただ、3、4、5区は頑張ったので、順位ほど悪くない結果かなとも思いました。


2018全日本大学駅伝の結果
区間氏名区間記録
・順位
総合順位・記録
1区
(9.5km)
青木涼真(3)27分34秒
(区間5位)
4位 27分34秒
2区
(11.1km)
鎌田航生(1)33分19秒
(区間15位)
11位 1時間00分53秒
3区
(11.9km)
佐藤敏也(3)35分02秒
(区間8位)
11位 1時間35分55秒
4区
(11.8km)

岡原仁志(3)

35分02秒
(区間5位)
9位 2時間10分57秒
5区
(12.4km)
狩野琢己(4)37分12秒
(区間10位)
10位 2時間48分09秒
6区
(12.8km)
坂東悠汰(2)
38分07秒
(区間6位)
6位 3時間28分19秒
7区
(17.6km)

土井大輔(4)

54分13秒
(区間15位)
8位 4時間20分29秒
8区
(19.7km)

大畑和真(4)

59分52秒
(区間9位)
7位 5時間20分21秒

青木、佐藤の復帰もあって総合7位に食い込み、シード権を獲得しました。
1区を走った青木はさすがのレースでしたね。佐藤はもっと調子が良くなるというところでしょうか?出雲で区間15位に沈んでしまったエースの坂東も復調気配を見せてホッとしました。

直近のレース結果は法政大学体育会陸上競技部のTwitter(@hoseiTF)で確認します。


掲載されている全選手がPBを更新しており、チーム全体の調子の良さが伺えます。
3年生強矢と2年生田辺はチームエントリー16名に入っています。


全日本を外れているメンバーは記録を狙っての出走だったと思います。
3年生松澤、4年生八嶋は前回の箱根経験者ですが、チーム上位の走りを見せました。上尾よりも時計がかかるコースなので及第点といった所でしょうか?3年生増田までの上位4人はチームエントリーに選ばれています。

以上を踏まえて、2019箱根駅伝の区間エントリー予想は次のとおりです。

区間氏名学年備考
1区(21.3㎞)坂東 悠汰
2区(23.1㎞)大畑 和真
3区(21.4㎞)佐藤 敏也
4区(20.9㎞)土井 大輔
5区(20.8㎞)青木 涼真
6区(20.8㎞)坪井 慧
7区(21.3㎞)松澤 拓弥
8区(21.4㎞)強矢 涼太
9区(23.1㎞)岡原 仁志
10区(23.0㎞)矢嶋 謙悟


1区が一番悩みました
普通に考えるとエース坂東が2区を走ると思うんですが、万全ではない可能性もあるので、少し負担が軽くスピードも活かせる1区の作戦もありそうな気がしました。区間上位の走りを期待します。

2区は長距離で安定感のある主将の大畑としました。区間賞を狙えるような力はありませんが繋ぎの2区で1時間8分台の走りが出来れば十分と考えます。

3区は佐藤が濃厚なようです。過去2年は6区で区間3位と好走していますが、今期は1万mベストを28分35秒まで縮めてエースの一人となりました。往路でスピードが最も活かせる区間だと思います。1~3区までがワンセットです。ここまでで首位と2分差以内だったら、5区は青木が控えているので非常に楽しみです

4区土井も力がある選手です。前回は1区19位でしたが、タイムは1時間3分台でしたので、決して悪くない結果だったと思います。(ハーフは1時間2分台ですからね。)4区は2年前に区間9位で走ってますし、好走を期待できると思います。

5区青木は間違いないでしょう。前回は区間賞で総合順位を14⇒5位まで上げています。トップと2分差以内だったら逆転する可能性もあります。新・山の神になれるでしょうか!?

6区は3年生坪井になりそうです。もともと1500mに強い選手でスピードには自信があります。6区はスタミナというよりは体の強さが試される区間な気がします。適正はわかりませんが、期待して良さそうです。

松澤は4区の経験者ですが、今回は前回ほどの調子ではないと見て7区としました。とはいえ、上位争いにとっては重要な区間です。4区とほぼ同じコースなのでアップダウンはありますが、やや下り基調なので4区よりは走りやすいと思います。

8区は成長株の強矢です。5千mのベストはチーム2番目でハーフマラソンでも結果を出しました。三大駅伝は2年時の出雲駅伝以来ですが、楽しみな選手です。

復路のエース区間9区は4年生岡原にしました。全日本では区間上位の走りを見せており、1区候補の選手でもあります。本人は前回と同じ7区でリベンジしたいようですが・・・。チームとしては9区に強い選手を残しておきたいところで、岡原であれば十分かと思います。

10区は4年生矢嶋です。出雲、全日本は欠場していますが、世田谷ハーフに出場しており復調気配です。最後の箱根で前回以上の結果を期待します。


前回5位のメンバーが8人残っており、全員エントリーされています。それだけで5位くらいの力はありそうですが、故障者が目立っているのも事実です。上位進出の鍵はチームのコンディションかな~と思います。


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