2019箱根駅伝もいよいよです。

本記事は1月2日復路の各区間について、見どころと区間賞候補の選手を紹介します。

現時点(1/1)の区間エントリーで検討していますので、当日変更については考慮してません。
また、僕は一市民ランナーの素人駅伝ファンですので、特別な情報等は持っていないのでご了承下さい(笑)

1区(21.3㎞)
大学氏名1万mPBハーフPB
東京国際大学M・タイタス(3)28.16.351.02.42
青山学院大学橋詰 大慧(4)28.28.081.02.46
東洋大学西山 和弥(2)28.35.72-
東海大学鬼塚 翔太(3)28.17.521.02.03
神奈川大学山藤 篤司(4)28.25.271.03.02
区間記録:1時間01分06秒 佐藤悠基(2)【東海大/2007年】

東京国際大学のM・タイタスは箱根予選会で個人12位、11月の八王子ロングディスタンスで1万m自己ベスト(28.16.35)を記録しており、スピードで少しリードしているかなと思います。
ただ、箱根予選会では順大:塩尻、駒澤:片西、中央:堀尾などの日本人に負けていますし、八王子ロングディスタンスは記録の出やすいコースなので、他の選手にもチャンスは十分あります。

青山学院大学の橋詰は出雲駅伝の1区で東洋:相澤に競り勝って区間賞を獲得。中盤は後ろで控え、ラストスパートで引き離す見事な走りでした。全日本大学駅伝では各校のエースが揃った2区で区間5位でしたが、11月の1万m記録挑戦会で28.28.08を自己ベストを更新し、調子は良さそうです。

東洋大学の西山は前回1区を1時間02分16秒で区間賞を獲得。今期の出雲駅伝、全日本駅伝では結果が出ませんでしたが、12月の日体大記録会で1万m28.52.51を出して復調気配です。トラックシーズンの強さが戻ってくれば、今年も区間賞を狙えます。

東海大学の鬼塚はハーフベスト1.02.03はメンバートップですね。この記録は2年前の上尾シティハーフで記録されたものです。その年の箱根駅伝は1区で区間2位でした。今期は怪我もあって出雲駅伝には間に合いませんでしたが、全日本大学駅伝で復帰し5区2位と好走しています。実力はメンバーで1番かも知れません。

神奈川大学のエース山藤はトラックに強いスピードランナーです。駅伝では区間賞を獲得したことはありませんが、4年生最後の箱根でチームに勢いをつける走りを期待します。

区間賞候補者は5人に絞りましたが、1区を重視する大学は多く、他にも有力なランナーがたくさんいます。
全日本大学駅伝で1区2位の帝京大学:竹下、1万m28分台の国士館大学:住吉、大東文化大学:新井、拓殖大学:赤﨑なども強そうです。

ここに当日変更で駒澤大学:片西(ハーフPB:1.01.50)、中央大学:中山(ハーフPB:1.01.32)、早稲田大学:中谷、法政大学:佐藤が入りましたので区間賞争いは激戦になりそうです。

コースのポイントとしては18.3㎞にある六郷橋からレースが動くことが多いです。橋の下りを利用してスパートを合戦がはじまって集団がバラけます。選手の入れ替わりが激しくなって面白くなるポイントです。

2区(23.1㎞)
大学氏名1万mPBハーフPB
日本大学P・ワンブィ(4)27.49.961.01.37
国士館大学R・ヴィンセント(1)28.30.941.01.19
拓殖大学W・デレセ(4)28.14.191.01.50
順天堂大学塩尻 和也(4)27.47.871.01.22
中央大学堀尾 謙介(4)28.34.541.01.57
区間記録:1時間06分04秒 M・J・モグス(4)【山梨学院大/2009年】

各校のエースが揃う「花の2区」はほとんどの大学で1万m28分台の選手かチームNo1の選手が登録されています。他にも区間賞候補に上げたい選手は沢山いますがキリがないので・・・。

日本大学のP・ワンブィは全日本大学駅伝で前回の箱根2区区間賞の青山学院学:森田に1分15秒の差を付けています。「モグスさんの区間記録を狙いたい。」というコメントもあったので楽しみです。

R・ヴィンセントは箱根予選会で個人3位、上尾シティハーフマラソンを大会新記録で優勝しています。ハーフの自己ベストは全選手でNo1です。スピードは十分なので、後半の坂を乗り切れば区間賞が見えてきます。

W・デレセは上尾シティハーフマラソンではR・ヴィンセントに敗れましたが、箱根2区は去年の経験があります。上尾よりもタフなコースになので、スタミナ勝負になれば逆転は可能性はあります。

留学生が強いですが、日本人も負けていません。
順天堂大学のスーパーエース塩尻は箱根予選でR・ヴィンセントに勝ち個人2位でした。過去の箱根2区では2年時:区間5位、3年時:区間10位となっていますが、今度こそ区間賞を狙います。

中央大学:堀尾は箱根予選会で個人5位、11月の日体大記録会で5千m13.33.51という素晴らしいタイムを記録し、学生陸上界のエースになったと言っても良いでしょう。前回は1時間09分04秒で区間8位でしたが、それ以上の記録は間違いないと思います。

当日変更で東洋大学:山本、早稲田大学:太田、山梨学院大:永戸がエントリーされました。

コースは15.3㎞からの権太坂が有名ですが、走った選手によるとラスト3㎞の坂がキツいそうです。
僕は当然、走ったことがありませんが(笑)、ハーフの距離を超えてやってくる坂の苦しさは容易に想像できます。


3区(21.4㎞)
大学氏名1万mPBハーフPB
帝京大学遠藤 大地(1)28.34.88
東洋大学𠮷川 洋次(2)28.53.511.03.48
東海大学西川雄一朗(3)1.02.42
駒澤大学中村 大聖(3)29.45.291.02.44
青山学院大学湯原 慶吾(1)28.53.571.04.44
区間記録:1時間01分38秒 O・コスマス(4)【山梨学院大/2012年】

タフな2区と違って下り基調でスピードランナーに優位な3区。

帝京大学:遠藤は1年生でハーフの実績はありませんが、1万m自己ベストはエントリーされた選手でトップ。高校時代の成績からすると驚くような成長ぶりです。スピードが活かせる区間なので、いきなりの箱根でも区間賞候補と見ています。

東洋大学:吉川は出雲駅伝6区で青学:竹石を追い詰めた走りは見事でした。全日本は怪我で欠場したので、心配するのは状態だけです。万全だったら4区だったような気もしなくはないですが・・・。実力は間違いなく区間賞候補です。

東海大学:西川も日本インカレ5千mで4位入賞したスピードランナーでハーフマラソンの実績もあります。出雲(1区6位)、全日本(1区4位)以上の実力はあると思います。ここはおそらくエントリー変更も無いと予想します。

駒澤大学:中村大聖はハーフPBは出場選手で2番目のタイムです。全日本大学駅伝は4区8位でしたが、箱根予選の疲れもあったように思います。状態はさらに良くなっていると予想します。

青山学院大学:湯原は当日変更の可能性もありますが、1万m28分台の選手ですので交代ももったいないし、原監督だったら思い切って起用する気もしています。でもいきなりの3区は怖いような気も。。。
それはさておき、湯原は起用されればスピードで押し切って区間賞という可能性はあると見ています。11月に1万m28分台に成長し、勢いもあります※当日変更で森田になりました。森田も当然の区間賞候補です。

当日変更では明治大学:阿部、拓殖大学:馬場がエントリーされました。阿部は1万m27分台のランナーでスピードはNO1です。3区も3人の当日変更で区間賞争いが激戦となりました。

4区(20.9㎞)
大学氏名1万mPBハーフPB
駒澤大学加藤 淳(2)28.36.591.03.12
青山学院大学岩見 秀哉(2)28.49.131.03.13
明治大学三輪 軌道(3)28.53.361.03.35
早稲田大学清水 歓太(4)29.24.331.03.08
拓殖大学石川 佳樹(2)29.16.751.03.30
区間記録:1時間02分21秒 大塚 倭(4)【神奈川大/2018年】

往路の準エース区間とも言われる4区。距離は短いですが、終盤は細かいアップダウンのある難コースです。

駒澤大学の加藤は11月の1万m記録挑戦会で28.36.59の好記録を出し、1万mの持ちタイムはエントリーされている選手で1番です。全日本大学駅伝は1区8位でしたが、記録会を見る限りさらに調子は良くなっていると思います。

青山学院大学の岩見は駒澤:加藤と同じレース・組で28.49.13の自己ベストを記録。高低差があるコースの世田谷ハーフマラソンで1時間3分台の好記録を出しており、スタミナには不安がありません。4区向きの選手だと思います。

明治大学の三輪も上二人と同じレース・組で28.53.36の自己ベストを記録。加藤、岩見は箱根初出場になりますが、三輪は2年前に3区を走った経験もあるので、そのあたりも強みになりそうです。

早稲田大学の清水は2区かなと思っていましたが、4区にエントリーされました。前回の箱根駅伝では9区で区間賞を獲得している実力者です。出雲駅伝(6区6位)、全日本大学駅伝(8区10位)でしたが、上尾シティーハーフで1時間3分台を出しており、調子は上向いていそうです。

拓殖大学の石川は10月に5千m、1万mの自己ベストを更新し、11月の上尾シティハーフマラソンで1時間3分台を出して絶好調です。復路のエントリーを予想していましたが、4区に持ってくるということは自信があると見ています。

区間エントリーを眺める感じでは、当日変更で有力選手が何人か入ってきそうでしたが、東洋大学:相澤、東海大学:舘澤、帝京大学:横井、大東文化大:奈良など8人の当日変更がありました。相澤、舘澤は当然の区間賞候補です。

5区(20.8㎞)
大学氏名1万mPBハーフPB
國學院大學浦野 雄平(3)28.51.911.02.02
法政大学青木 涼真(3)29.30.64
青山学院大学竹石 尚人(3)29.22.791.04.10
東海大学西田 壮志(2)28.58.741.03.36
東洋大学田中 龍誠(2)29.20.02
区間記録:1時間11分44秒 青木涼真(2)【法政大/2018年】

コース変更で区間記録は2018年青木選手の記録となっていますが、山の神になるには第81回大会で今井正人選手が記録した1時間9分12秒を狙って欲しいです。

一番の注目は國學院大學の浦野です。箱根予選会では個人7位、各校のエースが揃った全日本大学駅伝2区で区間3位に入り、絶好調です。平地区間だったらどこでも区間賞候補でしたが、山登りに挑んでくるとは思いませんでした。前回は1区2位でしたが、1年時は6区を走っているんですね。5区と6区を走る選手って結構珍しい気がします。適正があれば間違いなく区間賞候補と見ています。

5区の実績で言えば、前回区間賞の法政大学の青木が一番です。出雲駅伝は欠場しましたが、全日本大学駅伝では1区5位とまずまずの走り。スピードにはさらに磨きがかかっています。山登りの適正は間違いありませんので、確実に上位に入ってくる選手です。

青山学院大学の竹石は原監督曰く「神野選手以上の練習ができた。」とのことです。その言葉通りだと1時間9分台を狙ってくるのでしょうか?出雲駅伝では6区2位で東洋:吉川に詰められましたが、余裕はあったように見えました。全日本は走らずに山に備えたようですので、驚くような記録を出すかも知れません。

東海大学の西田は両角監督の期待が大きいようです。1万m28分台のスピードはエントリーメンバーでは上位
です。山登りの適正次第ではいきなりの区間賞を狙えそうです。

東洋大学の田中は前回区間9位で往路優勝のテープを切りました。今期は1万mの自己ベストを更新しており、出雲駅伝、全日本大学駅伝でエントリーすらされておらず、山専用に仕上げている気がします。前回は1年生でしたし、記録を大きく伸ばしてくると予想しています。

当日変更では駒澤大学:伊東が入ってきましたね。1万mベストは(28.34.91)5区にエントリーされた選手でNo1です。当然、区間賞候補の一人だと思います。

5区は平地のスピードでは測れない区間なので、区間賞予想が難しいです。
コースのポイントですが、何かのインタビューで東洋大OBの柏原選手が「太平台のヘアピンカーブは膨らんで走らないとスピードが落ちてしまう。」と言っていました。普通はインを回りたくなりますが、山登りならではの走りですね。今回は太平台のヘアピンカーブに注目してみます。


箱根駅伝が終わってもを楽しみたい方へ。
ベースボールマガジン社
2019-01-09

箱根駅伝に触発されてランニングを始める方に一番おススメするのは時計です。毎日の記録を見ると、モチベーション上がります。



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