1月20日(日)に「全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」が開催されます。この大会は7区間48.0kmのコースを、名前のとおり47都道府県で競う駅伝対校戦です。

チーム編成は1、4、5区を「高校生」、2、6区を「中学生」、3、7区を「社会人・大学生」となっています。

区間と距離は以下のとおりです。
1区 7㎞(高校生)
2区 3㎞(中学生)
3区 8.5㎞(社会人・大学生)
4区 5㎞(高校生)
5区 8.5㎞(高校生)
6区 3㎞(中学生)
7区 13㎞(社会人・大学生)

社会人、実業団の選手はこの大会を目標にピーキングはしないかも知れませんが、出場するレースに勝ちたいと思うのが陸上選手の性です。結局はガチの戦いになるのが駅伝の面白いところです。

僕は大学駅伝を中心に見ていますので、中学・高校の選手は全く詳しくありませんが、持ちタイムや中学駅伝などの記録で概ね強そうな県を判断してみます。また、このレースで隠れた実力を発揮する選手も結構いるのも楽しみです。以下では最近の成績や今年の注目県について紹介します。

本大会の正式なエントリーは1月19日(土)に正式オーダー提出でほぼ決定。1月20日(日)午前9時ごろ、医師の診断書またはオフィシャルドクターの承認があれば当日変更可能で最終オーダーが確定となります。


目次
 1.最近の成績
 2.区間記録
 3.2019年の注目県
   長野県
   
群馬県
   埼玉県
   
福島県
   岡山県


最近の成績

2014年2015年2016年2017年2018年
1位長野埼玉愛知長野埼玉
2位埼玉宮城広島福岡長野
3位群馬東京埼玉愛知千葉
4位長崎群馬静岡京都福岡
5位宮崎鹿児島長野静岡群馬
6位福島福岡福島群馬山口
7位三重兵庫群馬東京神奈川
8位福岡長崎福岡新潟茨城

中学・高校の選手はすぐに入れ替わってしまうので、強さを維持するのは難しいと思われますが、安定して強いのは長野県と埼玉県です。大会公式HPでは都道府県別データが詳しく紹介されています。

長野県は第1回大会で43位に沈みましたが、それ以降は20位以下になったことがありません。優勝回数は7回で4回に1回以上は優勝している計算です。

埼玉県は成績にムラがあるけど爆発力があるイメージ。近5年で2回優勝しています。

他では兵庫県、愛知県、福岡県が強いです。兵庫県は優勝5回、2位5回の強豪県ですが近年成績を落としています。そろそろ復活がありそうか!?

大会のチーム編成上、駅伝に強い高校がある県が上位にきやすいです。
長野県・・・佐久長聖高校
埼玉県・・・埼玉栄高、
兵庫県・・・西脇工業、須磨学園
愛知県・・・豊川
福岡県・・・大牟田

区間記録

区間距離記録名前所属年度大会
1区7.0 km19分51秒松岡佑起京都2003年第8回
佐藤悠基長野2005年第10回
2区3.0 km8分14秒石田洸介福岡2018年第23回
3区8.5 km23分26秒大森輝和高知2005年第10回
4区5.0 km14分07秒秋山雄飛兵庫2013年第18回
5区8.5 km23分55秒村澤明伸長野2009年第14回
6区3.0 km8分29秒松山和希栃木2017年第22回
7区13.0 km37分09秒大島健太高知2004年第9回
wikipediaより。
錚々たるメンバーです。中学生記録などは詳しくないんですが、昨年の石田の快走は強烈でした。

前年の区間賞は以下のとおりです。
1区 井川龍人(熊本)19分56秒
2区 石田洸介(福岡)8分14秒(新)
3区 田村和希(山口)23分43秒
4区 本間敬大(長野)14分26秒
5区 中谷雄飛(長野)24分37秒
6区 篠木珠良(埼玉)8分50秒
7区 設楽悠太(埼玉)37分12秒

前回1区区間賞の井川は今年も熊本の高校生代表でエントリーされています。2区の中学生だった石田は群馬県の高校生代表でエントリー。3区本間⇒東海大学、4区中谷⇒早稲田大学となっており、メンバーが1年で大きく入れ替わるのが面白いところです。


2019年の注目県

大会公式HPでエントリーデータが公表されています。
このデータは非常に良く出来ていて眺めているだけで楽しくなります

エントリーデータ
都道府県ランキング
各年代別ランキング
複数回数出場者一覧表(10回以上)
ごぼう抜き記録一覧表(5回~)

長野県


予想
区間
名前所属記録
1区服部凱杏佐久長聖高(5千m)14:15.31
2区吉岡大翔川中島中(3千m)8:40.94
3区桃澤大祐サン工業(1万m)28:25.56
4区宮内斗輝佐久長聖高(5千m)14:09.74
5区松崎咲人佐久長聖高(5千m)14:12.33
6区山川拓馬箕輪中(3千m)8:39.37
7区春日千速ヤクルト(1万m)29:18.50

本大会では無類の強さを誇る長野県。今年も佐久長聖高校を中心としたメンバーですが、昨年の4区区間賞本間(現:東海大学)、5区区間賞の中谷(現:早稲田大学)に比べるとやや力が落ちるかな?
社会人・大学生の区間で苦労人の山梨学院大OB:桃澤がエントリーされているのは嬉しいですね。


群馬県


予想
区間
名前所属記録
1区大澤佑介樹徳高(5千m)14:09.06
2区塩原 匠中之条中(3千m)8:38.99
3区塩尻和也順天堂大(1万m)28:26.64
4区石田洸介東京農大二高(5千m)14:09.51
5区北村 光樹徳高(5千m)14:25.66
6区堀口花道甘楽中(3千m)8:34.55
7区西山和弥東洋大(1万m)28:35.72

エントリーを眺めてて「なんか強そう!」と思ったのが群馬県
過去最高は3位なんですが、それを上回れそうな戦力がありそう。
3区、7区のWカズヤは大学では最強クラスのコンビ。3千mの中学生記録を持つ石田は今年は群馬県チームの高校生代表としてエントリーされています。2区塩原は全国中学生駅伝1区の区間賞です。



埼玉県


予想
区間
名前所属記録
1区白鳥哲汰埼玉栄高(5千m)14:05.35
2区久保田琉月小川東中(3千m)8:50.16
3区山中秀仁Honda(1万m)28:16.95
4区宮坂大器埼玉栄高(5千m)14:26.50
5区川田啓仁武蔵越生高(5千m)14:26.62
6区小山翔也平野中(3千m)8:50.83
7区設楽悠太Honda(1万m)28:11.55

前回優勝チームの埼玉県。
中学・高校のメンバーは毎年変わってしまいますが、大黒柱の設楽悠太が走れるようであれば、今年も強いはずです。1区は全国高校駅伝1区区間賞の白鳥、2区に全国中学駅伝1区3位の久保田を配置し、先行逃げ切りを図ります。

福島県


予想
区間
名前所属記録
1区櫛田佳希学法石川高(5千m)14:06.07
2区藤宮 歩大槻中(3千m)8:33.96
3区阿部弘輝明治大(1万m)27:56.45
4区小指拓也学法石川高(5千m)14:09.37
5区横田俊吾学法石川高(5千m)14:16.40
6区圓谷吏生浅川中(3千m)8:53.24
7区相澤 晃東洋大(1万m)28:17.81

卒業生が大学でも活躍しているイメージがある学法石川高を要する福島県。
群馬のWカズヤに匹敵する力がありそうな、明治大:阿部、東洋大:相澤も当然、学法石川高の出身です。
2区藤宮も中学生ではトップクラスの選手なので、3区までで先手が取れそうな感じがします。
アンカー相澤も脅威です。

岡山県


予想
区間
名前所属記録
1区八木志樹倉敷高(5千m)14:08.00
2区大塚直哉吉備中(3千m)8:45.45
3区岡本雄大岡山陸協(1万m)28:39.18
4区井田 春倉敷高(5千m)14:28.41
5区若林陽大倉敷高(5千m)14:16.45
6区山田修人琴浦中(3千m)8:39.88
7区馬場翔大NTT西日本(1万m)28:51.75

全国高校駅伝を制した倉敷高校を要する岡山県。
とはいえ、優勝候補とは言えない気がしますが、故郷なので贔屓しています(笑)。同じ中国地方では広島・山口の方が強そうにも見えます・・・
中学、高校のメンバーはなかなかレベルが高そうな気はしますが、区間賞までは厳しいかも知れません。ただ過去最高の7位を超えられる戦力はあると予想しています。


優勝予想はほぼ勘ですが、群馬県の初優勝と予想します。準優勝は福島県かな?

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