MGCは仕事のため、生で見ることができませんでした。


本日、改めてレース映像なども見てみましたが、予想以上の大激戦で面白いレースでしたね。


1位は富士通の中村匠吾選手!
僕の分析はこんな感じでした。

僕の本命は井上大仁選手でしたが、上の記事で4強以外で一番勝つ確率が高いのは中村選手と書いていましたので、的外れなことを言ってなくて良かったです(笑)。


中村選手は今年の3月に行われた東京マラソンを前半ハイペース突っ込んで失速しましたが、5月の記録会はまずまずの成績でした。その後はレースに出場せず、MGCに向けて調整されていました。


5月以降のレース・記録会に出場しないというのはかなり独特の調整法で不気味さは感じていましたが、調子の良し悪しが判断しにくかったため、中村選手の注目度は低くなっていました。マラソン強化プロジェクトのリーダー瀬古さんは「中村選手Vは想定内」というコメントを出されていましたが、関係者の間でその実力は高く評価されていたと思います。


初マラソンのびわ湖毎日マラソンは暑いなかで好走していましたし、ラストスパートの強さも見せていました。終わってみれば、MGCの適正が最も高かった選手という気がしてきましたし(笑)、ノーマークでプレッシャーが少なかったことも味方したと思います。最初から勝負を40km以降と想定しており、中盤で無駄な体力を使わなかったレースプランもハマったと思います。


大学駅伝ファンとしては大八木監督のコメントに感動しました


2位はトヨタ自動車の服部勇馬選手。福岡国際マラソンで見せた強さは凄かったが、7月のハーフマラソンで佐藤悠基選手に敗れたことで、4強の中では少し評価を落としていました。

服部選手は箱根駅伝で上りの強さと福岡国際マラソンで終盤の強さを見せていました。4強として注目を集めた中で強いレースをしたと思います。大迫選手に競り勝ったのは気持ちの強さが表れていたと思います。


3位は優勝候補の筆頭だった大迫傑選手。スタートから設楽悠太選手が飛び出したことで、大迫選手には凄いプレッシャーがかかったと思います。追いかけるべきかどうか?という事を常に考えていたと思うし、周りの選手は大迫選手をマークしていたので消耗が激しかったと思います。3位は立派だと思いますし、東京オリンピックは(出場できれば)マークも薄れるのでメダルの可能性が高いのは大迫選手かも知れません


4位の大塚選手はスタミナ抜群で今年は1万m28分台を連発していたので、スローペースでも消耗が激しいレースになりそうなMGCでは結構面白いかなと見ていました。それでも4位まで好走すると予想した人は少なかったかも知れません。ただ、高速レースへの対応は厳しいと思うので、ファイナルチャレンジで派遣設定記録を狙うのは厳しいかな?まだ25歳と若く、晩成型にも見えますので次のオリンピックは楽しみだと思います。


5位の橋本選手は今年に入ってから絶好調だったので、僕は4強に次ぐ2番手グループとして高く評価していました。大学時代と比較すると本当に強くなりましたね。橋本選手も次のオリンピックは十分狙えると思います。


レースを盛り上げてくれた設楽悠太選手は14位に沈んでしまいました。調子も良かったようですし、そのまま逃げ切るんじゃないかと思った人も多かったと思いますが、高速レースで逃げ切るには条件(気温など)が悪かったと思います。でも魅力のある選手ですよね。ファイナルチャレンジで派遣設定記録を超えてくる可能性が最も高いのは設楽選手だと見ています


そして、僕が優勝候補の本命と見ていた井上大仁選手は27位と完走した選手ではまさかの最下位。マラソンの評論家が結構、井上選手を本命に挙げていたので何となく嫌な予感はしてたんですが・・・。ここまでの惨敗となると、実力以外の部分で何か原因があったと思います。1発勝負の怖さを見せつけられました。

hyousyoudai

さて、東京オリンピックの代表ですが、1位の中村選手と2位の服部選手は確定で3人目はMGCファイナルチャレンジで争われます


ファイナルチャレンジの対象となるレースは次の3つです。
・2019福岡国際マラソン(12/1)
・2020東京マラソン(3/1)
・2020びわ湖毎日マラソン(3/10)


この3レースの何れかで派遣設定記録を上回り、最も速いタイムを出した選手が3人目の代表選手となります。


ところが、男子の派遣設定記録は以上に厳しくて2時間5分49秒となっています。要は日本記録を更新せよ!とのことです。女子は2時間22分22秒で日本記録より3分も遅く設定されていますので、最初から3枠目はMGCファイナルチャレンジから選ぼうとしている節があります。(出場資格を持った選手も少なかったので、そのような判断になったのかも知れません。)


コース的に日本記録が狙えそうなのは2020東京マラソンしか無いと見ています。設楽選手や井上選手が狙ってくるとしたらこのレースでしょうし、東京オリンピック代表が確定していない大迫選手も出場してくるかも知れません。


男子マラソンの次の注目レースは2020年3月1日の東京マラソンになりそうなので、ここに向けた各選手の練習などを注視していきたいと思います。
スポンサードリンク