4/19に行われた皐月賞はコントレイルが着差以上に圧勝しました。



1枠1番の難しい枠となったため、(おそらく)思ったよりも後ろからの競馬になったと思います。私も「これは厳しいのではないか?」と見ていましたが、第3コーナーを大外から捲ってきた時の脚は父親のディープインパクトを彷彿とさせました


巷では早くも「ディープインパクトの最高傑作!」「三冠いける!」みたいな声が出ていますが、私的にはコントレイルはディープインパクトの最高傑作となる可能性はあると思ってますが、三冠は結構厳しいのではないかと見ています。


理由は2つあって、1つは今までの競馬を見る限り、明らかに中距離向きに見える事です。
皐月賞は偶然の要素もあって後方から捲る競馬となりましたが、過去の三戦はいずれも先行する形を取っています。

コントレイル
netkeiba.comより


もちろん、強い馬のほとんどはスピードのある馬なので、マイルや中距離の適性が高くなります。ディープインパクトも本質的にはスプリンターだったと言う人もいるくらいです。新馬戦から後方待機の競馬を教えることで長距離も難なく走る馬になりましたが、本当はマイルぐらいの方が強かった可能性はあります。


コントレイルは皐月賞こそ後ろからの競馬になりましたが、過去のレースでは三冠を意識するような競馬をしていないと思います。一度でも中距離で先行する競馬を覚えてしまうと、ペースの遅い長距離で脚を溜めるのが難しくなります。まぁ、ダービーの2400mはこなせると思いますし、菊花賞の3000mも能力の違いでこなせる可能性はありますが、少なくとも3000mがプラスにはならないでしょう。


もう一つの理由は血統です。

血統
netkeiba.comより


母父はミスタープロスペクター系のアンプライドルズソングで母母父のティズナウもアメリカ系の種牡馬。
母母母父はノーザンダンサー系のストームキャットでこれもアメリカ系の種牡馬です。


ティズナウはマンノウォー系という現代の主流血脈から外れた種牡馬で活力を与えてくれそうな気がしますが、コントレイルの母系は基本的にアメリカ系の種牡馬ばかりです。


ディープインパクトは母系に欧州の重厚な種牡馬が名を連ねており、スタミナと底力の潜在的な要素はありました。(ダビスタっぽくてすみません(笑))それに比べるとコントレイルの血統は少し軽すぎるような気がしています。現時点での完成された強さもアメリカ血統の仕上がりの早さが現われていると思いますが、3歳秋や4歳になってさらに成長していくような血統構成ではないような気がします。


以上の点から、ダービーは勝ち負けにはなると思いますが、菊花賞は案外厳しいんではないかなと思っています。


もちろん私はコントレイルは菊花賞は向かないけれど相当に強い馬だとは思っています。本日の皐月賞では力のいる馬場もこなしたので、ダービーを圧勝するようだったら個人的には凱旋門賞に挑戦して欲しいと思っています。凱旋門賞も血統的には向いてないかも知れませんが、ロンシャンもたまに速い馬場になったりしますので、面白いんじゃないかと思います。


コロナの影響で秋も海外への渡航は難しいかも知れませんけどね・・・・

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